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日本は木材の大量消費国であると同時に大量輸入国でもあります。世界の丸太輸入量に占める日本の割合は、約40%と圧倒的です。
日本は国土の約7割が森に覆われています。なのに、どうしてでしょうか。
理由は簡単、経済発展によって、海外から木材を輸入した方がコストが安くなったからです。
海外から安価な木材を大量に輸入できるようになったことが、古くから森と共生してきた国内林業に深刻な経済的打撃を与え、その一方で、世界のあちこちで乱伐による森林破壊を引き起こしました。取り引きされる木材の中には、森を破壊しているもの、森に暮らす人たちの生活を脅かしているもの、違法な伐採・取り引きによるものが少なからず混じっています。
FSCは、適正な森林管理により生産された木材であることを認証する制度です。
ですから、FSCマークのついた木材製品を選ぶことが、森を守るという取り組みに参加していることになるのです。
●森林認証制度とは
森林認証制度とは「適正な森林管理」が行われていることを、独立した第三者機関が審査・認証する制度です。FSC(Forest Stewardship
Council、森林管理協議会)による森林認証制度はその一つであり、世界で最も広く展開しています。
●FSC(森林管理協議会)とは
1993年、カナダで設立された非営利の会員制組織です。環境団体、林業者、木材取引企業、先住民団体、地域林業組合、林産物認証機関など、異なったグループの代表者ら25ヵ国130人により設立され、現在はその規模を拡大して66ヵ国561機関・人(2003年)が会員になっています。日本には8カ所の認証林があり、WWF(世界自然保護基金)ジャパンが窓口になっています。(2003年5月現在)
●「森林の適切な管理」を厳しくチェック
FSCの認定した認証機関が「FSC10原則」に基づいて厳しくチェックします。
1.環境:森林の自然環境を破壊しないか
2.社会:先住民や労働者の権利を尊重しているか
3.継続可能に利益を得られるか
FSC10原則に合格した森林にはFSC認証林として認証が与えられます。そして、FSC認証林から出荷された木材の流通・加工過程についても認証(CoC認証)を行い、FSC認証以外の木材が混じっていないことを確認した上で、木材や木材製品にマークをつけます。消費者の手許に届くまで手を抜かない、徹底した管理です。
●SFC認証製品は世界に約2万品目
日本でもマンションや家屋の建築に認証材が用いられたり、家具や文具などの小物に使われたりして少しずつ流通してきています。
FSCのデータ(2002年版より)
設立:1993年
会員:61ヵ国556機関
認証機関:世界に12機関
世界の認証林:56ヵ国、452カ所、約3000万ha
日本の認証林:4件(三重県、高知県、広島県、群馬県ほか)7,477ha
日本の加工・流通過程の認証:37件
参考サイト:
WWFジャパン
http://www.wwf.or.jp/forest/aboutfsc1.htm
みんなの森 データ編
http://www.minnanomori.com/index.html
WWF山笑会
http://www.wwfsanshoukai.jp/
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